ほぉっておいても大丈夫(仮)

風呂が沸くまでのあいだに書く何か

このブログのタイトル(仮)について(その1)

少し前に友人とお茶した時に、最近何の本読んでる?という話になりました。

ぼくはまんがをよく読んでいて、石黒正数の『それでも町は廻っている』の最終巻が出たんだよって話をしようとしたけれども、通じないので、少し背伸びしてカフカの『城』を読んでると答えました。(友人は今さらながら、『進撃の巨人』にハマっていると言っていましたが、これはぼくが読んでないのであまり盛り上がらなかったね。それよりも、まんが読むの目当てで定食屋へ行くという行為の自体、尊いよねって、ことで共感できました。)

 

実際、カフカさんを昼休みに読んでいました。でも、カフカの文章は昼休みに読むにはちょっと重いんですよね。職場の休憩室で、周りが例えばポケモンGOの話をしている中で黙々と『城』を読んでいると、とてもじゃないけど集中できないです。友人は笑っていました。

『城』は大学の頃に一度チャレンジして挫折し、20代後半に読んだけどまた途中でやめて、三度目の正直に挑戦中。いまだラストにたどり着けずですが、もう3分の1くらいまで読んだのでなんとか読了しそうです。

今のところ、Kが初めて入った酒場でカウンターに潜り込んで、そこにあった娘の足に欲情していつの間にか付き合っているような健全さを持ってる正しい文学な気がしています。

 

さて、なんで『城』のことを書いたかというと、このブログのタイトル「ほぉっておいても大丈夫(仮)」について書こうとしたからです。

「もうほっといてよ!」とは反抗期の子どもが親によく言いそうな台詞ですが、ぼくは「ほっとかれること」について、もう少しマジメに考えてもいいような気がしています。人は誰でもほっとかれたい部分があると思うのだけど、ほっとかれる=自由になるという単純な読みは危険な気がします。もう風呂が沸いたので次の『城』の文章の引用をヒキに使って明日につづくよ。

この自由、こうやって待っていること、こういうふうに他人から傷つけられないでいること、それくらい無意味で絶望的なことはないようにも思われるのだった。

 

※今日の昼休みは『ゲーマーズ!』というライトノベルを読んだら楽しかったので、今後『城』は別の場所で読もうと思っています。